2017/11/15
過日お伝えいたしました牛乳・乳製品利用料理コンクール福島県本大会からおよそ3週間後の11月11日(土)、東北生乳販連と東北各県牛乳普及協会との共催により、宮城調理製菓専門学校にて東北6県から各2名の代表が集合し東北大会を開催いたしました。
福島県代表のお二人はとても緊張していたようですが、完成作品を試食させていただいたところ、どちらの作品も見た目以上にとても美味しく、事務局としては「よし、これで第1回の最優秀賞は福島がいただきだな」と内心期待しておりました。出場者お二人にはご父兄も付き添いで来られておりましたので、いろいろとお話を伺ったところ「福島県大会終了後からほぼ毎日、試作と味の探求に余念がなく、これほど集中して取り組んでいるのは見たことがない」などと同じような印象をお持ちのようでした。確かに福島県大会より味も見た目も格段に良くなっておりましたし、県大会の審査員の先生方からのアドバイスも十分に活きていたようでした。
しかし、残念なことに福島県代表のお二人は上位3名に入賞ならず優良賞の結果に。こんなに美味しいのに!と口惜しい気持ちは他の参加者と一緒。残念ですがしかたありません。お二人は通う短大は違いますが齢も同じで料理が好きなことから意気投合したようで、一緒に写真を取り合ったりお互いの作品を試食しあったり、連絡先を交換したりと新しい友達にもなれたようで微笑ましい姿も見せてくれました。福島県最優秀賞の佐藤さんのお母さん(なんとお父さんも!)は偶然会場となった専門学校の卒業生だそうで、来年はぜひ親子でそれぞれご応募いただけるようお願いし、福島県代表お二人の労をねぎらって会場を後にすることになりました。
尚、東北大会の結果は次のとおりです。
最優秀賞:「ちょこっとみそのベイクドチーズケーキ」/堀野いなほさん(秋田県)
優秀賞・審査委員特別賞:「乳(NEW)かまもち」/中森彩美さん(岩手県)
優秀賞:「赤と緑の夏野菜のせ 2種のおこめブランマンジェ」/長谷川元子さん(山形県)
優良賞:
「エビチリシュー」/佐藤三奈さん(福島県)
「魚介とチーズのコラボ手まり寿司」/遠藤陽奈さん(福島県)
「サクサクとろ~りパングラタン・りんごヨーグルトティラミス・ホタテとえのきのスープ」/青森県代表
「だし活!青森まるごと減塩ミルクチーズリゾット」/青森県代表
「乳食感!!プルプルじゃが!!」/岩手県代表
「champ de fleurs」/宮城県代表
「夏野菜のミルク豚汁チーズ団子入り」/宮城県代表
「Ca入り枝豆おやき」/秋田県代表
「もちもち豚肉のグリーンソース」/山形県代表